前回まで、「構造的ストレス」を軽減する方法についてお伝えしてきました。



これらを実践することで、確実にストレスが軽くなります。ぜひチャレンジしてくださいね !(^^)!
今回は『4つのストレス』の3つ目である、「化学的ストレス」についてお伝えしていきます (^^)v
「化学的ストレス」って何?
化学的ストレスとは、簡単にいうと栄養のことです。

栄養以外の化学的ストレスとして化学的物質や匂いがありますが、これらが多ければ自律神経を乱す要因となります。
このように化学的ストレスは数多くありますが、今回は自律神経を整えるために必ず避けておきたいものとして、
- カフェイン
- 砂糖
について、お伝えしていきますね。
自律神経の乱れと「カフェイン」の関係
「エネルギーのタンク」を強制的に開けるカフェイン
カフェインは、無視できない化学的ストレスです。

適量なら問題ありませんが、過剰に摂ることで自律神経の乱れを引き起こす原因になることがあります。とくに、「自律神経失調症」や「うつ病」の方は絶対に避けなければならない成分ですね!
多分、あなたもカフェインは身体に悪いというイメージをお持ちではないでしょうか?
そこで、最初にカフェインの過剰摂取が身体に良いとは言えない理由について説明していきますね。
まずはイメージでいいので身体の中に、「エネルギーのタンク」があると想像してください。そして、タンクの下には蛇口があり、その蛇口をひねってエネルギーを出すものだと考えてみましょう。
蛇口はタンクに溜まっているエネルギーの量に比例して開いたり閉じたりしているもので、エネルギーがたくさん溜まっているときは蛇口を開いてエネルギーをたくさん出します。
すると、あなたは元気がある!!と感じられるのです !(^^)!

逆に、エネルギー量が少ないときには蛇口を閉じてエネルギーが出ないようにします。この状態のとき、あなたは疲れていると感じるんですね (´Д`;)
しかし・・、
カフェインは、このような身体の機能を無視させてしまう!
つまり、カフェインは交感神経を強制的に働かせてタンクを開けてしまうものなのです Σ(゚д゚lll)
カフェインを摂りつづけると、エネルギーのタンクはどうなる?
あなたが元気が出ないと感じるのは、エネルギーが少なくなっている状態。身体のエネルギー量が少なくなっているので、タンクの蛇口を閉めてエネルギーを出さないように元気をなくしている状態にしているのです。
そんな状態でカフェインを摂ってしまうと、どうなるか想像できるでしょうか?
カフェインは、タンクにエネルギーが有っても無くても蛇口を強制的に開けてしまうもの。つまり、エネルギーが出っぱなしの状態になってしまうのです!
イメージするならば、穴の空いたバケツ・・

ダダ漏れですね・・。
では、このようなとき身体はどのような反応をするでしょうか?
じつは、一時的に元気になった気を起こすのですが、元のエネルギーが少ないためにカフェインの作用がなくなるとすぐに元気がなくなってしまいます。
すぐに元気がなくなるので、さらにカフェインを摂り、強制的に「エネルギーの蛇口」を開いてしまうんですね。すると、エネルギーは底をついてしまいますよね?
これで、心も身体もエネルギー切れ・・。果てにはうつ病なんかになってしまいます (◞‸◟)
タンクのエネルギーが少なくなる原因とは?
ここで重要なのは、なぜエネルギーのタンクがすでに少なくなってしまっているのか?ということ。エネルギーが少なくなってしまっている原因の多くは、すでにお伝えしている『4つのストレス』です。
例えば、
- 「感情の抑圧」による筋肉の緊張(精神的ストレス + 構造的ストレス)
- 「脳脊髄液」の流れが円滑にいかず脳の機能低下を起こし、それにも関わらず一生懸命に仕事や家事の役割をこなしている(構造的ストレス)
- 「暑さ・寒さ・湿気」に身体が対応している(温度と湿度のストレス)
などなど。
つまりタンクのエネルギーが少なくなっている原因は、すでに何らかのストレスがかかっていて、それに対してエネルギーを消費してしまっているからです。
例えば、あなたのエネルギーが仮にマックス【10】だとすると、今現在どれくらい残っているでしょうか?
エネルギーが少なければ少ないほど、カフェインを摂ってはいけません!!と言えるんですね。

カフェインが含まれているものとして、コーヒー・紅茶・緑茶・ココア・コーラ・ドリンク剤・チョコレートなどがあります。もちろんカフェインレスならOKですが、休むべきときには休むということも必要です。
エネルギーが溜まってきたら自然と元気になるので、カフェインを摂らないであせらず待つことをおすすめします (*^^)v
忙しいと、なかなか待つということが出来ませんよね・・。でも時間が経たなければエネルギーは回復しないので、休むことは絶対に必要なのです。
ほんの少しでいいので、心と身体に余裕を持たせてみてくださいね (*^^)v
自律神経の乱れと「砂糖」の関係
「砂糖」を摂り過ぎることで起こる身体への影響とは?
砂糖も「化学的ストレス」になります。

砂糖が身体に入ると、血糖値が急激に高くなります。すると、身体のなかではどんな反応が起こるでしょうか?
人間の身体は血糖値が上がると、膵臓という臓器からインスリンというホルモンが出てきます。
インスリンは血糖値を下げるホルモンですが、血糖値が急激に上がるとインスリンも急激にたくさん出てしまうのです。そして、インスリンが急激にたくさんでると血糖値が急激に下がり過ぎてしまうんですね (>_<)
血糖値が下がり過ぎてしまった結果、やる気がでない・だるい・イライラする・動悸・手足のふるえといったような自律神経失調症やうつ病と同じ症状がでてしまうのです!

血糖値をコントロールするための対策と“ポイント”
では、このようにならないためにはどうしたらいいでしょうか?
対策とポイントとして、
- できるだけ砂糖を控える
- とくに、お腹がすいているときに甘い物を食べるのはNG
- 精製された穀類も、血糖値が急激に上がりやすいので注意する
といったことを意識してください。
例えば、白米・麺類・パン類などの多くは精製された穀類を使っています。食事をするときに精製された穀類を食べる場合は少なめにするのも1つの方法ですね (^^)v

さて、いかがだったでしょうか?
今回は、化学的ストレスとして絶対に避けてほしい「カフェイン」と「砂糖」についてお伝えしました。
自律神経の乱れに対して良い悪いの栄養素はまだまだありますが、とりあえずこの2つだけでも意識して避けてみましょう。そうすることで心や身体の変化を必ず感じられるようになれますよ (*^^*)v
次回は『4つのストレス』の最後として、「温度と湿度のストレス」についてお伝えしていきますね (^-^)
【次回はこちら↓↓】

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