うつ病の整体

一日中気分が落ち込む、何をしていても楽しめないといった精神的な不調をきたす気分障害の1つです。

精神的な不調とともに、夜眠れない・体が常にだるい・食欲がないなどの身体的な不調が強い場合はうつ病の可能性があります。

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった自覚症状が続いている場合があります。気分が落ち込むような原因が思い当たらないことも少なくありません。

また、原因と思われる問題を解決しても気分が回復せず、日常の生活に大きな支障が生じることがあります。

うつ状態では、物事の捉え方が否定的になります。そのため、自分がダメな人間だと感じてしまうこともあります。

そして、普段なら乗り越えられる問題も、実際よりもつらく感じてしまうという悪循環が起きてしまいます。

イライラしたり、焦る気持ちも出てきます。結果的にさらに「自分なんて…」という無力感や罪悪感を抱えることになってしまいます。

重症になると「死んでしまいたいほどの辛い気持ち」が現れることもあります。

様々な身体的な不調も現れやすくなります。人によっては精神的な不調より先に身体の不調が出ることもあります。

その場合、ご自身がうつ病だということに気付きにくいため発見が遅れ、症状が悪化してしまうことがあります。

原因の分からない不調が2週間以上続く場合にはうつ病など精神的な不調を疑うことも覚えておいた方がいいかもしれません。

うつ病は脳の過労状態から起こることが多い病気です。

まずはご自身がしっかりと休める環境をつくること。そして休息を十分に取ることが必要です。

休息の期間は半年から1年以上。もっと長い期間を要する方もおられます。

注意が必要なのは、身体は休めていても、ご本人の頭の中では絶えずいろんな罪悪感や焦りや怒りなどと闘っていることが多いことです。

ご家族からの何気ない一言などにも傷ついてしまう場合があります。

周りの方が声をかけることは本人が一番よく分かっていることです。そっと見守りながら、普通の家族として接してあげてくださいね。

現在病院では薬物療法や心理療法が主に行われています。

主に使われる治療薬は抗うつ薬です。

抗うつ薬は継続して服用する必要があり、服用を開始してもすぐに効果が現れませんので主治医の指示に従い、自分の判断で薬の量を増やしたり減らしたり中断したりせず、焦らずに服薬を継続してください。

行動認知療法やカウンセリングが中心に行われています。行動認知療法とは心の感じ方や考え方を修正していく治療法です。

うつ病には整体も効果的です。

うつ病の方には全身の強い疲労と、脳の疲労が見られます。自律神経の働きやホルモンバランスなども乱れ、首や肩こりなどもひどく脳への血流量がとにかく低下しています。

さらにうつ病になるほどの方には一言で簡単には他人に言えないような「深い悲しみ」や「深い怒り」のようなものがあるように感じています。

まずは疲れ切った身体を治すこと。そして元気になってきたら過去のその場面に戻って、強くて深い悲しみや怒り、つらさなどを癒していく必要があります。

当院では整体やカウンセリングを通じて心身ともに健康になれるお手伝いをしております。もしあなたやあなたのご家族がうつ病というつらい病気でお悩みであれば、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。

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