前回は、ストレスに抵抗するための抗ストレスホルモンを分泌する「副腎」についてお伝えしました。

抗ストレスホルモンは、日常生活でストレスがかかると分泌されます。しかし、過剰なストレスがかかり続けると副腎は疲弊し、いつかは“カラカラ状態”になってしまうのです (>_<)
つまり、抗ストレスホルモンの量にも限界があるということ。
このような枯渇状態になるとストレスに抵抗できなくなり、身体には様々な症状が出てきてしまいます。そして身体だけではなく心の病、例えばうつ病になってしまう可能性だって考えられるんですね (´Д`;)
そこで、今回はそのような状態を防ぐために「副腎疲労度」のチェックしていきましょう!
あなたの「副腎疲労度」をチェック!
それでは、副腎が弱るとはどのような状態なのでしょうか?まずは、あなたの「副腎疲労度」をチェックしてみましょう。
- 「疲れがとれないな・・」と思って、だいぶ時間がたちますか?
- 立ちくらみをすることがありませんか?
- 低体温・低血ではありませんか?
- コーヒーを最近よく飲みますか?
- 甘いものをよく食べますか?
- やたらとまぶしく感じることがありませんか?
- 夢をよく見ますか?
- やたらと元気なときと、やたらと疲れているときの“差が大きく”ありませんか?
- 夜中に目が覚める、または寝ることが出来ないことがありませんか?
- お酒を飲むと頭が冴えることがありませんか?
- 常に空腹を感じたり、食後10分ぐらいで空腹を感じることがありませんか?
- 朝おきたときに疲労を感じませんか?
いかがでしょうか?
Yesが3個以上当てはまるあなたは、ストレスで副腎が弱っているかもしれませんね (^^;)
とくに赤文字の項目に当てはまる方は、1つでも要注意ですよ!
ストレス社会で副腎ホルモンが“ダダ漏れ”している!?
すでにお伝えしたとおり、人間には抗ストレスホルモンがあるとはいえ、いつまでもストレスに抵抗し続けることができないということ。
いつまでもストレスにかかり続けると、副腎ホルモンが“枯渇(カラカラ)状態”になってしまうのです。その結果、いつかは身体や心が壊れてしまうんですね (>_<)

仮に、あなたの副腎ホルモンの貯蔵量の限界値を、わかりやすく「10ミリリットル」だったとしましょう。そして、1日に「1ミリリットル」の副腎ホルモンが生みだせると考えてください。
1つの大きなストレスで、副腎ホルモンを「3ミリリットル」使ったとします。そうすると、元にもどるまで3日かかるということになりますよね?
ところが、現代はストレス社会と言われるぐらい、常にストレスにさらされている環境です。
例えるなら・・
“穴のあいたバケツ”にいくら水を入れても、水はまったく溜まらない
という状態なのです。

副腎疲労を回復させるには?
① 身体を休ませてあげる
最も副腎を疲労させてしまう原因は無理をすること。
ですので、副腎疲労を回復させるために最も重要かつ簡単な対策は休むこと&寝ることなんですよ (*^^*)

②カフェインや甘いものをやめる(もしくは控える)
さきほどの副腎疲労度チェックで、
- コーヒーをよく飲む
- 甘いものをよく食べる
という項目がありました。じつは、この2項目そのものが副腎疲労を起こしてしまう原因になってしまうのです (>_<)
そう、カフェインと甘いものは自律神経の乱れによって身体に不調がでている方にとっては、絶対に避けなければならないものなのです!
そこで次回は、この避けるべき「カフェイン」と「甘いもの」について詳しくお伝えしていきますね。
【次回はこちら↓↓】

コメント