前回、前々回と『精神的ストレス』の原因の1つである「ネガティブ思考」について、“医学的・体験的”にお伝えしました。
とても“深い話”ですので、何回も読んでいただけるとさらに理解が深まると思います (*^^)v
今回は、「4つのストレス」の“2つ目”である『構造的ストレス』についてお伝えしていきますね (^^)
『構造的ストレス』って何?
あなたは、“『構造的ストレス』って何??”と思うかもしれませんよね?
『構造的ストレス』とは、“体のゆがみ”のことです。
もし“体がゆがんでいる”と言われたら、どう考えるでしょうか?
多分、「体の左右のバランスが悪い・・」なんて思うかもしれませんよね。これは間違いではないのですが、少し“足りない”んですね (^^;)
何が足りないのかというと、“自律神経の乱れに関係する体のゆがみは「頭蓋骨(ずがいこつ)・顎(あご)・背骨・骨盤」といった骨以外の場所にもおこる”ということ。
そして、その場所は全身の「筋肉」や「膜組織」といわれる場所です。
「膜組織」は“内蔵や脳を支える布のような組織”ですが、難しいので“そんな場所もゆがむんだなァ”とイメージしてもらえればいいですね (^^)
そして、「頭蓋骨ってゆがむの?」と思うかもしれませんよね?
じつは、“自律神経が乱れている方は頭蓋骨がゆがんでいる場合が多い”のです (^^;)
頭蓋骨のゆがみの情報は「脳」に伝わります。そして、あなたが“意識しているか・していないかに関わらず、ストレスを感じる”ようになっています。
つまり、“体のゆがみの情報は「脳」に伝わり、脳が「ストレス」を感じる”んですね (;´д`)
「筋肉の緊張」と「体のゆがみ」、そして「姿勢」の“関係”とは?
『筋肉の緊張・体のゆがみ・姿勢』は、
- 筋肉に緊張があれば、“必ず体にゆがみがあり姿勢も悪い”
- 体にゆがみがあれば、“姿勢が悪く筋肉も緊張する”
- 姿勢が悪ければ、“体のゆがみがあり筋肉も緊張する”
という、“三位一体”の関係にあります。
これらは同じように感じますが、要は“お互いが必ず関係しあっている”ということ。そして一番大事なのは“感情を抑えると筋肉が緊張する”ということなのです (>_<)
以前、「感情の抑圧」についてお伝えしましたが、例えば不快な出来事が起きたときに、あなたは“グッ!”と我慢しますよね?
そのとき我慢をこらえようと、筋肉に“グッ!”と力が入りませんか?
筋肉は骨を支えているので、不快な感情を我慢すると筋肉が緊張して“骨が筋肉に引っ張られ”ます。そして骨が引っ張られることによって“体がゆがむ”んですね・・。
次回の記事で詳しくお伝えしますが、“感情をある程度解消させる役割をしているもの”があります。それが体のなかを循環している「血液」や「リンパ液」、そして最も重要な『脳脊髄液(のうせきずいえき)』なのです。
これらが体中を循環することで、時間とともに不快な感情を収めることができます。しかし、先ほどの“感情を我慢して硬くなった筋肉”では「血液・リンパ液・脳脊髄液」の循環を妨げてしまうのです。
その結果、感情を押し殺してしまい“ストレスがどんどん溜まって”きてしまうんですね (>_<)
※ 循環が妨げられる = “感情を解消できなくなる”
という事になりますよね?
『精神的ストレス』と『構造的ストレス』は“○○”している
わかりやすく、ここまでの“流れ”をまとめます。
● 感情を“我慢”する(感情の抑圧)
⇓ ⇓ ⇓
● 筋肉が“硬く”なる
⇓ ⇓ ⇓
● 体が“ゆがむ”
⇓ ⇓ ⇓
●『構造的ストレス』
⇓ ⇓ ⇓
● 感情を解消する 『脳脊髄液』などの“流れが悪く”なる
⇓ ⇓ ⇓
● 感情を“解消できなく”なる
⇓ ⇓ ⇓
●「ストレス」が溜まって“体に不調”がおこる
といった“悪い流れ”になりますが、この流れから見えてくることもありますね。それは“『精神的ストレス』が『構造的ストレス』に関係している”という真実です。
もっと、簡単な言葉で言うと・・
“心と体はつながっている!”
という、とっても大切なこと。ぜひ覚えてほしい事ですね (*^^*)
なぜ「体のゆがみ」をなおすと、“ストレスが減る”のか?
以前の記事で、“感情を抑えると筋肉が硬くなる”ことをお伝えしました。
しかし、今回のケースは“感情の抑圧がなくても、体のゆがみがあると筋肉は硬くなる”ということです。
この状態になると、すでに筋肉は硬くなり過ぎているので“感情を抑圧する限界があっと言う間にきてしまう”のです!
わかりやすく言うと、『怒り』や『悲しみ』といった“感情を抑えきれなくなっている”ということ (;´Д`)
だから疲れているときはイライラして“怒りっぽく”なったり、あるいは“泣けて”きたりするんですね・・。
これらは筋肉が緊張し過ぎて、すでに疲れているために“感情を抑圧できる状態ではない”ということ。これが慢性的になると、“性格”にも問題がおこるようになってきます。
こうなってしまうと、本当に大変ですからね・・。
しかし逆を考えると、“体のゆがみを直すことで感情を抑える筋肉に余裕ができる”とは言えないでしょうか?そして、余裕ができればイライラしたりすることは減ってきますよね (*^^*)
また、“ゆがみのない体は筋肉の緊張もなくなる”ので「血液・リンパ液・脳脊髄液」の流れもスムーズになるということにもつながります。
その結果、“体のなかの感情を解消する力も正常に働く”ことが出来るようになり、嫌なことがあってもそれほど「ストレス」は感じなくなりますよね (*^^)v
いかがでしょうか?
今回は“体のゆがみという『構造的ストレス』が、すごく感情と関係している”ことを、ぜひ覚えておいてくださいね (*^^*)
とても大切なポイントなので、繰り返しお伝えしました。
次回は、実際に“『構造的ストレス』を自分自身で、どのように減らしていくのか?”についてお伝えしていきます (^^)v
【次回はこちら↓↓】
コメント