なぜ、『ネガティブ思考』になるのか?その正体を教えます!

前回は『精神的ストレス』を減らす方法の1つとして、「感情の抑圧」についてお伝えしました。

あなたは普段の生活で“つらい”とか、“悲しい”という感情を押し殺していませんか?

このような感情を溜め込むと、それがストレスとなり身体に“さまざまな不調が現れてくる”可能性があります。

我慢せずに、しっかりと“感情を解放”して「感情のストレス」を軽くしましょう。そして、自分を愛してあげてくださいね (*^^*)

今回はこの“感情”にもつながる話ですが、『精神的ストレス』を減らすもう1つのポイントである【ネガティブ思考】についてお伝えしていきますね。

目次

なぜ、『ネガティブ思考』になってしまうのか?

○○のような人は、なかなか“前向き”になれない!

例えば、あなたが“ネガティブな発言”をしたとしましょう。すると周囲の人に“前向き”とか、“ポジティブシンキング”という言葉を使われてはいないでしょうか?

気持ちが落ち込んでいる人だけではなく、神経質用心深いマイナスに考えてしまうような方はよく聞かされますよね (^^;)

そう言われるたびに、

  • そんなことは分かっている!
  • そう言われても、出来ないんだよね・・

などと、心の中では考えていませんか?

“言うは易し、行うは難し”という言葉がありますが、まさにそれ・・。なかなか“前向き”になんてなれませんよね (;´д`)

そして出来ないから、なおさら落ち込んで症状がひどくなってしまい、本当に笑い事ではなくなってしまうのです・・。

しかし、“なんで前向きにできないのか?”をあたなたは考えたことがありませんか?

さらに、考えても分からないから自分のことをダメな人間だなんて思っていないでしょうか?

でも、これは“理屈”さえわかってしまえば何てことは無いんですね (^^)v

『マイナス思考』を引き出す、ある“本能”とは?

では、“なぜ前向きになれない”のでしょうか?

答えは【思考性防衛本能】が働くからです。

これは何かというと、

何かに対して考えるとき、最初に悪いことから考えてしまう・・

という“思考グセ”のこと。

この“思考グセ”はあなただけではなく、“ほとんどの人が持っているもの”なのです。

例えば、あなたが上司に呼び出されたとしたら、まず“何を”考えますか?

その上司との人間関係や前後の状況にもよりますが、何よりも先にあれ・・、なんかヘマやったかな~?(汗)なんて考えたりしませんか?

当然、このように考えない方もいるでしょう。しかし、確実に“悪い方へと考える癖”が人にはあるんですね (^^;)

じつは、これにも理由があり、

  • 悪いことが起きたときに、“いち早く対応する”ため
  • ガッカリして“落ちこまないようにしたい”から

なのです。

もう少し、“例え”を出してみますね。

学生の頃、テストが返ってくるあの瞬間にあなたはどう思っていましたか?

70点は取れていると思っていても、心の中ではたぶん60点ぐらいなんじゃないかな~・・みたいな感じで、“悪い方へ”考えていませんでしたか?

これは、実際に“70点以下だったときのショックを和らげるためなのです。実際、70点だったら喜べるからみたいな感じですね (^^;)

では、この【思考性防衛本能】がなぜ身についてしまうのでしょうか?

理由は、人が生まれてから今の年齢になるまで何回も失敗を繰り返し、その“失敗を恐れるあまり身についてしまう”からです。

例えば子供とストーブをみたら、無意識に・・

子供がストーブにぶつかってケガをしたら・・・(どうしよう)

って思いますよね?

これは今までの経験上、そういう話をしたり、聞いたり、見たり、実際にそういう目にあったりしたためです。

ですので“悪い方へ”考えるのは、あなたの能力が劣っているのではなく、ごく自然なこと。あまり心配しないでくださいね (^^)

『ネガティブ思考』の人は、“段階的”に「考え」を変えていこう!

物事はやっぱり「前向き」に考えた方が“病気にもなりにくい”し、人生も楽になりますよね (*^^*)

でも、急に“前向き”になんてなかなか出来ません!!

なんて声が聞こえてきそうですし、当然出来る人のほうが少ないはず。だから、いきなりではなく“段階的に変えていく”のです。

● 前向きになるための「1段目」

まずは思考性防衛本能というものを知り、こういうものがあるんだな~と知識として知っておいてください。

この“知る”ことが「1段階目」です。

● 前向きになるための「2段目」

「2段階目」として、悪い方に考えたら「あっ、思考性防衛本能がでてきたぞ!」と思うことです。

● 前向きになるための「3段目」

最後の「3段階目」として、“こんな状態になっていたらいいな”と考えてください。

例えば、リストラされそうだと考えたとします。ローンもあるし子供の教育費なんて考えると、ついつい恐ろしくなる・・。当然、“悪い方へ”考えてしまいますよね (´Д`;)

このまま悪い方向へ考えつづけると“脳にストレスがかかり”、病気になる恐れもでてきます。

たとえ病気や症状がでなくても、顔色は悪いし声に張りなんてないし、こんな状態で面接に行っても確実に採用されませんよね (◞‸◟)

そこで、まずは“認識”してみるんです。

あっ、【思考性防衛本能】がでてきたぞ!と・・。

次に、

よし!リストラされても今よりいい会社に就職できて、ずっと楽しい仕事ができるかもしれないぞ!

と思えば、少しは気持ちも楽になりませんか?

『思考』に引きずられるな!人生は、必ず“ベストな方向”へ進む!!

とはいえ、実際にはいい仕事に就けなかった・・、という方もいるでしょう。

でも、よく考えてください。まだまだ人生は長いんですよ!現代の人生は“80年以上”です (^-^)

人生は“良い”ように転ぶ

という法則があります。いま現在起こっていることは、“最終的にはベストなことが起きる前兆”なんですね (*^^*)

リストラされて奮起し、会社をおこして成功したなんて話は珍しくありませんよ!あのときリストラがなければ、その“成功さえもなかったんだ”と考えてみてくださいね。

『思考』に引きずられると、どうなる?

先ほどお伝えした何が起きても人生は“ベストな方向”へ進むという言葉ですが、これはあなた自身が“どう考えるか?”で未来が変わります

あなたの過去の経験から、まず“悪い方”から考えてしまうところが【思考性防衛本能】の厄介なところ。そして、ほとんどの方は“その思考に引きずられて病気になってしまう”んですね・・。

大切なところなので、もう一度いいます。

その“思考に引きずられて病気になる”んです!!

そこで次回は、『なぜ、その思考に引きずられると病気になるのか?』を“医学的”にお伝えしていきますね (^^)

【次回はこちら↓↓】

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