私が行っている自律神経専門の整体の1つで「不妊整体」があります。
その整体法を習得するにあたってご指導して頂いたファスティングマイスター(ファスティングを指導する専門家)は、「ファスティングをした方が、妊娠するまでの結果が早いよ!」ということを常々おっしゃっていました。
そこで、今回は『なぜファスティングが妊活にいいのか?』についてお伝えしていきますね。
ファスティングって何?
ファスティングについて
以下の記事で『ファスティング』について詳しくお伝えしています↓↓
ぜひ、ファスティングについて知ってみるのも良いですね (^^)v
ファスティングの効果
私はファスティングマイスターに、なぜ結果が早いのかを聞いたところ、
- ファスティングすることで、細胞が10歳若返る
- 細胞が若返るということは卵子の質が良くなる
というメリットがあるという理由からでした。
なぜ、妊活にファスティングがいいのか?
3日から始める断食で体をリセット 「妊活ファスティング」
まずは、ファスティングマイスターから聞いた【3日から始める断食でからだをリセット 妊活ファスティング】を買って読んでみたのです。
卵子は年齢とともに減少し、質が悪くなってくる
この本を読み進めると、人間の細胞は新陳代謝により古い細胞は捨てられ、新しい細胞に産まれ変わることが書かれてあります。
しかし、卵子は例外。卵子の細胞は産まれたときから数が決まっていて、歳をとるごとにその数が減少していくのです。
産まれてきたときは200万個あった卵子も思春期には50万個まで減ってしまい、この50万個がどれくらいの割合で、どれくらい若さある元気な卵子であるかによっても妊娠成功率が変わってくるそうです。
もちろん加齢によって卵子も老化していくので、若ければ若いほど妊娠する確率が高いのは避けられない事実です。
では、“卵子も減る・質も悪くなってくる”という現実に高齢で妊娠率を高めるにはどうしたらいいのか?
この答えは、ミトコンドリアを増やすことがカギになってくるのです。
なぜミトコンドリア増やすことが卵子の質を良くするカギになるのか?
ミトコンドリアは、人間の細胞内でエネルギーをつくっている細胞内小器官のこと。難しことは省略しますが、このミトコンドリアは細胞のエネルギー工場の役割をしています。
普通の細胞にはミトコンドリアが数百個しか含まれていないのですが、エネルギーをたくさん消費するような脳や心臓の細胞には、ミトコンドリアが数千個あるといわれているそうです。
そして女性の生殖細胞である卵子は特にミトコンドリアの数が多く、卵子1つあたりのミトコンドリアの数は、なんと10万個!
排卵から受精、発育までの爆発的なエネルギーを必要とする卵子にはミトコンドリアも相当数が必要となるわけです。
つまり卵子の中にエネルギー工場がたくさんあれば、そのぶん卵子は元気に働けるようになるのです。
工場のエネルギー効率が上がれば、さらに卵子は元気に働ける!そして、卵子も元気いっぱり若返る!
受精した卵子が細胞分裂するパワーも出てくるというものです。
ミトコンドリアを増やすには空腹になること
では、その重要なミトコンドリアを増やすにはどうすればいいでしょうか?
そうファスティングをすることです。
ミトコンドリアは、「エネルギー工場」だとお伝えしましたが、体がエネルギーを必要とした時に活発に働き始めます。つまり、体がエネルギーを必要とする状況をつくればいいわけですよね?
その“体がエネルギーを必要とする状況”とは「空腹」になること。空腹になると体はもっとエネルギーをつくらなければと思って、ミトコンドリアを増やしてエネルギーを造ろうとします。
特に、脂肪がエネルギー源として利用される時、ミトコンドリアどんどん新生してくれるのです。
ファスティングがミトコンドリアを増やす
ここで、結論です。
ミトコンドリアを増やすには空腹になること。空腹になるためにはファスティング(断食)をすることがとても効率がいいということです。
ファスティングは断食といっても完全に飲み食いをやめるのではなく「酵素ドリンク」を使用するので、“すごくつらい!!”といった状況にはなりませんよ。
※詳しくはこちらの記事に書いてあります↓↓
ファスティングをすれば、すぐに血液中の糖分を使い切ることができ、糖分を使いきると脂肪がエネルギー減として使われます。そして脂肪が燃えれば、ミトコンドリアが増えてくるのです。
ファスティングを開始
⇓ ⇓ ⇓
糖分を使い切る
⇓ ⇓ ⇓
脂肪をエネルギー源として利用
⇓ ⇓ ⇓
ミトコンドリアが増え活性化する
⇓ ⇓ ⇓
細胞が若返り卵子細胞の質が上がる
というサイクルになります。おまけに、脂肪が燃焼されるのでダイエットが期待できます ( ´艸`)
ミトコンドリアを増やす方法としては、体に負荷をかけること。つまり、少しだけ体にストレスをかけてあげることが大切になってきます。
人工授精や体外受精だけが不妊治療ではない
今回、ご紹介した【3日から始める断食でからだをリセット 妊活ファスティング】。この本には次のような事も書いてあります。
- ファスティングが終わった後どうしたらいいのか?
- 不妊症の方が、妊活をするうえで「体の体質を改善する大切さ」や「体質改善をする方法」
- 妊活をするためにの「心の改善方法」
ある意味、ファスティングという方法論以上に大切なことがしっかりと書いてあるので、すごくためになります(*^^*)
あなたは、「不妊治療=病院で人工授精や体外受精をすること」だと思っていませんでしょうか?
でも、私の考えは体質改善して妊娠しやすい体づくりをすることも立派な「不妊治療」であり「妊活」だと思っています。
本のなかでご紹介しているファスティングをするかどうかは個人の自由です。なぜなら、ファスティングはしっかりと指導資格を持っている方の指導を受けながら行わないと危険であり、費用もかかるからです。
- 現在、不妊治療中でなかなか結果がでない
- 妊活に疲れてしまって、ストレスがたまっている
このような思いをしているあなたにこの本は、『体質改善』という面から助けになってくれる強い味方になってくれるので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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