過去に私は“うつ病”を経験しました。しかも2回も・・。このときの経験は、このブログでもお伝えしています。
とくに2度目は「離婚」という喪失体験、そして「事業の失敗」というダブルパンチ・・。
さすがにそのときは、
- 人生終わったな・・
- もう、いつ死んでもいいや・・・
という気持だけ。あるのは“絶望感”という暗闇だけだったのです。
いつまでもこの状況を続けるわけにはいかない。前をみて生きていかなくては、限りある人生を棒にふってしまう・・。でも、でも頭でわかっていても体がついていかない・・・。
“いったいどうすればいいの???”
今回は、そんな心と体の状態で私がどのうようにして『うつ病』と向き合い、克服していったのかをお伝えしていきますね。
少しでも、私とを同じようにうつ病を経験しているあなたの励みになればいいなと思っています。
『うつ病』を克服するために、私が行動した“5つ”のこと
① 心と体の充電のために“睡眠”をとる
“心と体”は一体。心が疲れていると、必ず体に影響がでてきます。そんな疲れた心身を回復させてくれるのは何だとおもいますか?
そう、『睡眠』なんです。
人間の体が回復するのは寝ているときだけ。心身ともに疲れてしまったら、無理をしないで寝てしまったほうがいいんですよ。
でも・・、
“仕事があるから!”
とか
“○○しなくちゃいけないから!!”
とか思ってないですか?では聞きますけど、
あなたは自分の体と仕事どっちが大切ですか?
“もうダメだ・・・”
となってしまう前に、自分の心と体の声に耳を傾けてあげてくださいね (^-^)
② 信頼できる友人や知り合い・家族などに話をする
とにかく無理やりにでも外にでて、誰かと話をすること。できれば家族がいいですが、恥ずかしくて胸のうちを明かせないなら、信頼できる友達や知り合いに、
“自分はこんなにつらいんだよ!!”
ということをぶちまけてください (>_<)遠慮はいりません!とことんぶちまけましょう!!
私自身の「うつ体験記」でも書いていますが、私がうつ病になったときは、
とにかく外にでるのも怖い・・。人と話すことも怖くて嫌になってしまった・・・。
という状態でした。でも、“ずっとこれではいけない!”と思ったので、無理やり外にでて人に会いに行ったのです。
外にでるのは怖かったけど、埼玉から名古屋まで新幹線に乗りました。そして、信頼できる人に会いに行き、胸の内をありったけ話したのです。
そのとき、“わんわん”泣きながら心の叫びを吐き出しました 。゚(゚´Д`゚)゚。
そうすることで、次第に気持ちが“ラク”になってきたし、ラクになってくると気持ちの整理も少しずつできるようになってきます。
1人でふさぎ込んでいては、状況は何も変わらないんだなと実感しました。
③ 相手の立場になって考える習慣をつける
「うつ病」になると、どうしても自分のことしか考えられなってしまうのではないしょうか?
これは、仕方がことなんですが・・。
でも、これでは視野が狭くなってしまい、どんどん闇に迷い込んでしまうんですね。
本当に自分なりにでいいと思う。相手の気持ちになり、考えて行動すると“人の優しさや悲しさ”という感情が少しずつわかってきて、人の心のあたたかさを感じとれるようになってきますよ (*^^*)
④ 人生観が変わる場所に行ったり、体験をしてみる
『人生観が変わる』という言葉を聞いたことがありませんか?
うつ病になった私は、何かを変えたくて人生観が変わるといわれている『富士山登山』に“チャレンジ”しました。
あなたなりでいい、人生観が変わる“何か”をさがして挑戦してみませんか?
例えば、「バンジージャンプ」とか(笑)
⑤ 自己意識を高めるために「本」や「インターネット情報」、『オーディオブック』など活用する
時間はかかりますが、私はこれまでお伝えしてきたことを実践しているうちに“心のゆとり”がでてきました。心のゆとりがでてくると、こう考えだします。
“このままでじゃいけない!!”
そこで私は、「自己啓発」関連について調べはじめ、これによって自己を奮い立たせました。
参考までに、私がうつ病を克服するために活用した自己啓発の『オーディオブック』や「本」、「サイト」を紹介しますね。
オーディオブック:『ダイナマイトモチベーション』(フォレスト出版)
このオーディオブックを1回だけなく何回も、何回も聞き込みました。
この『ダイナマイトモチベーション』が沈み込んだ自分を浮き上がらせてくれる“道しるべ”になってくれたのです。
本:『思考は現実化する』
自分の目標を達成させるためのバイブルです。分厚い本なので、内容を簡単に理解した方は『思考は現実化する(漫画版)』もあります。
Webサイト:『5セカンズ』
自分が迷ったときの行動指針になりました。
さまざまなテーマがあるので、もし人生に迷ったとき、あなたが“これだ!”と思うテーマをさがしてみてはいかがでしょうか?
他にも、いろいろなサイトを見まくりました。私のように「うつ病」ではなくても“人生に迷った”とき、“自分って何をしているんだろうな?”と感じたときはいろいろ探してみてくださいね (^^)
行動しないと何も変わらない
あなたは『時間が解決してくれる』という言葉を聞いたことがありませんか?
私はこの言葉にプラスして「行動する」ということを付け加えるべきだと思っています。
私は離婚による孤独感から、婚活まではいかずとも男女を交える地域のサークルや活動、交流会などに積極的に参加。そして、いまの奥さんと知り合い結婚できたのも積極的に“行動”したからだと思っています。
ここまでお伝えしてきた“5つ”のことも、私がうつ病を克服するために自分なりに考え・調べ・行動してきたことです。
もちろん、この5つのこと以外にも方法はたくさんあるでしょう。でも、ただ単に“方法がわかった”だけじゃダメなんですね。1番重要なのは方法を知って、しっかりと「行動する」ということなんです。
行動することで必ず何かが変わってくるはずです!そして、あなたも必ずいい方向への流れをつかむ“チャンス”がきてくれますよ (*^^)v
うつ病を克服した現在の私
離婚、そして事業失敗というどん底状態から“うつ病”になりましたが、自分自身で考え行動した現在、私は結婚することができました (*^^*)
こんな私でも幸せはおとずれてくれたのです!
結婚式も挙げ、友人に祝福してもらい、私の過去を知る家族や知り合いにも“よかったね、よかったね!”と何度も言葉をかけていただききました。
この出来事は忘れることはない、というより忘れられません。
記事のなかでご紹介した『ダイナマイトモチベーション』の音声のなかで、このような言葉があります。
私のなかで1番印象に残る言葉になり、その通りに行動しました。人は窮地に陥ったときにしか行動しない生き物です。もちろんそれ私も同じ。
ずっと前に、友人の1人が「ピンチはチャンスだ!」と冗談交じりで言っていたのを思い出しました。でも、それって“冗談じゃなくて、本当のことだな~”と結婚式のときに語ったのです(笑)
ピンチだからこそ、いろいろ調べて行動する。そして【チャンス】がくるのをじっと待つ。
きっと【チャンス】は訪れ、そのとき【チャンス】を逃さないように“ガッチリ”とつかめ!
そうすることで、人生は必ず変わります!
最後に私がうつ病であれこれと思い悩み、苦しんでいるときに心に“ぐっ”ときたウイリアム・ジェームズの有名な言葉を送ります。
- 心が変われば、行動が変わる。
- 行動が変われば、習慣が変わる。
- 習慣が変われば、人格が変わる。
- 人格が変われば、運命が変わる。
この記事を読んでいただき、あなたを苦めている“うつ病”から少しでも回復できることを祈っています。そして、あなたがうつ病を克服できたのなら、それは私の喜びでもあり励みにもなります。
ありがとうございました (*^_^*)
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