これから富士山を初めて登ろうと考えてる初心者のあなたに、私の『富士山登頂記』を書き始めました。
この登頂記は、私が富士山に初めて登ろうと考えたときに四苦八苦した、「準備から登頂」までの記録です。ぜひ、参考にしてみてくださいね (^^)v
宿泊している『御来光館』の標高は3,400m。ここは吉田ルートにおいて山頂にいちばん近い山小屋です。
ほんのわずかな仮眠時間でしたが、なんとか体力を回復させることができました !(^^)!
そして、いよいよ富士山の山頂に向けて出発となったのです!!
防寒対策は必須!深夜は真冬なみの寒さ。
疲れすぎて寝坊してしまう・・
前回は、富士山の吉田ルート八合目から宿泊先の『御来光館』までの登山についてお伝えしました。
午後10時に仮眠をとり、起床は午前1時。その15分後に出発というバタバタした予定でしたが・・
実は・・・
少し寝坊をしてしまった! (;゚Д゚)
というのは、仮眠中に気分が悪くなってしまったのと、着替えたロングTシャツの肌触りが不快で寝苦しかったからです。しかも酸素がうすくて、寝るときの呼吸が苦しい・・ (◞‸◟)
“気がつくと、まわりがザワザワしている・・。でも、なんだかもう少し・・寝たい・・・”
と思っていたら、突然!!
アッ、そういば時間だ!!
とっさに飛び起きました!まわりの人たちを見ると、ほとんど着替えが終わっている状態。私も大あわてで準備にとりかかったのです :(;゙゚”ω゚”):
上半身の服装
昼間と違って、この時間帯は真冬並みの寒さ。防寒対策はしっかりする必要があります。
上半身の服装は「ロングTシャツ」と「半袖Tシャツ」を重ね着し、その上に「フリース」。さらに防寒着として「レインウエア(上)」も着用しないと、この寒さには耐えられません。
① ロングTシャツ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ On
② 半袖Tシャツ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ On
③ フリース
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ On
④ レインウエア(上)
下半身の服装
下半身は「サポートタイツ」と「登山用ズボン」、その上に防寒着として「レインウエア(下)」を着用しました。
① サポートタイツ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ On
② 登山用ズボン
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ On
③ レインウエア(下)
首もと
案外、見落としがちな“首もと”。ここを暖めるだけでかなり違ってくるので、首もとには「ネックウオーマー」を着用しました。
● ネックウオーマー
まるで蛍の光の大群!!
着替えをすま準備万端!!トイレを済ませようと、外に出たとき・・・
なっ、なんと!ヘッドライトをした登山客の行列が次々と下の方から登ってくるではありませんか \(◎o◎)/!
こんな深夜の真っ暗な時間に、これだけの人たちが・・・。
すご~い!!
ついに、ついに登頂成功!!
満を持して山頂に向けて出発しましたが、「御来光館」からはひたすら上り坂。しかも急な勾配にゴツゴツした岩場で足場が悪く、おまけに空気がうすいので、すぐに“ハア、ハァ”状態・・。
登り始めて一時間半ぐらいが経ったでしょうか・・?途中、警備棒を持った係らしき人たちが、
もう少しです!頑張ってください!!
という掛け声をかけてくれたのです。この言葉がどんなに励みになったことか・・・ (;_;)
呼吸するのがしんどい状態でも、下から続くヘッドライトの光の行列を見ながら踏ん張って足をだしていきました。
一歩一歩、確実に山頂へ近づいているのです。
このとき高山病だと思われる頭痛はあったのですが、御来光館にあった「高濃度酸素装置」のおかげであまり気にならずに済みました。本当にありがたい!感謝 !(^^)!
山頂まであと少し、もう少し・・。
そして・・・
最後の鳥居をくぐったところで、ガイドさんんとガッチリ握手!見事、登頂に成功です!!
山頂は“御来光”待ちの人でいっぱい!
ついに、ついに山頂に到着!!ついた瞬間、思わずな涙が出そうになりました・・ (´;ω;`)ウッ…
うっ・・、ついに日本一高い山の頂上に来たんだな・・・。
言葉にならないとはこのことですね・・。
山頂には【御来光】を心待ちにしている人たちがたくさんいました。お店もいっぱいあり“ここは本当に頂上か?”と思うぐらいの賑わい(笑)
ここで「チームヘルメット」は御来光を待つ人、または『お鉢巡り』という火山口を一周する人に分かれました。
私も最初は「お鉢巡り」をする予定でしたが、さすがに下山の体力を考えると無理だなと判断。今回はやめておいたのです。
でも・・
次に来たときは絶対に『お鉢巡り」をしてやる!!
と、すでに次の富士登山のことを考えていました。そして山頂にある休憩所で、御来光館で頂いた朝ごはんのお弁当を取り出しました。
でも、これだけではたりなかったので休憩所で販売されている『豚汁』を注文。
この豚汁が、なんと1杯「800円」します (^^;)でも、これだけ美味しかった「豚汁」の味を生涯忘れることはないでしょう・・。
美味しかったよ~ ヽ(;▽;)ノ
その後、御来光までには時間が少しあったので山頂にある神社にも行こうと思いました。でも、一度休んでしまうと立ちあがれる気がしない・・・。
しかたがないので、御来光が拝める時間まで休憩所で待つことにしたのです。
【次回はこちら↓↓】
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