いま話題となっている、ファーストスラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)を観にいってきました。
私は1979年生まれなので、自身が中学~高校生のときにスラムダンクは週刊少年ジャンプで連載されていました。
ちょうど「ドラゴンボール」や「幽遊白書」と並び、“ジャンプの黄金期”といわれる時代の作品です。私も思春期で、単行本を全巻購入するくらい思い入れが深い漫画でした。
ということで、今回はそんな思い入れ深いファーストスラムダンクの感想をお伝えしていきますね (*^^*)
主な登場人物をざっくり紹介
桜木花道(1年生)
映画では主人公ではありせんでしたが、原作での主人公。
中学時代は地元で有名な赤髪ヤンキー。ひょんなことからバスケを始め、自称天才から本当にバスケの才能を開花させていきます。
流川楓(1年生)
中学生時代から名前を知られるスーパールーキー。桜木とは仲が悪いですが、桜木のバスケ才能を理解している一人といっていいでしょう。
バスケの実力は、一年生で実質的なエースといわれるぐらいです。
宮城リョータ(2年生)
ファーストスラムダンクの主人公となっています。身長はバスケ選手としては低い方ですが、湘北高校一のスピードをもっています。
桜木の良き理解者です。
三井寿(3年生)
“栄光と挫折”を味わったことから、読者から一番共感されるキャラクター(個人的にも一番好き)です。
中学バスケの県MVPに選ばれましたが、あることがきっかけで挫折してしまい一時は不良の道に走りました。
しかし、再びバスケ部に復帰して大活躍をみせてくれます。
赤木剛憲(3年生)
湘北バスケ部キャプテン。常に『全国制覇』という目標をかかげ、そのバスケットボール愛が半端ではありません。
花道より約10cmほど背が高く、怪力なので花道も手が上がらない存在。でも、「ゴリ」というあだ名をつけられています(笑)
ファーストスラムダンクのストーリー
原作の主人公である桜木花道の話ではなく、『宮城リョータの幼い頃の話』と夏のインターハイにおいて全高校最強といわれる『「山王工業」との試合』を宮城リョータ目線で描く物語です。
宮城リョータの生い立ち・バスケットにかける思い、また家族との関係をバスケットの試合や回想を通じてドラマティックに描いています。
ファーストスラムダンクを観た感想
スラムダンク世代としては、とても楽しみにしていた映画です。
私は原作漫画もアニメもみていたのですが、アニメではインターハイの山王工業の試合までは放送されず、なんか中途半端な感じで終わってしまったので残念な記憶があったのです。
しかし、今回の映画は約30年ぶりのアニメなので、とっても期待するアラフォーやアラサー世代(アラフィフもいるかな?)は多かったのではないでしょうか?
個人的な感想になってしまうのですが、原作漫画の方がリアル感があって今回の映画はちょっと感情移入しづらいな・・とうのが正直な感想です。
例えば原作での三井寿は本当にヘロヘロで顔が青白くなって、いかにも死にそう・・・。って感じが伝わってくるんです。
また、原作では山王工業があまりに強くて絶望感がひしひしと伝わってきましたが、それも映画ではあんまり伝わってこなかったんですね。(なんだか文句ばかりでファンには怒られそうですが・・)
あとは、どうしても昔のアニメ声優のイメージが強く印象に残っていたのも起因していたのではないかと考えています。
でも、山王工業戦のラスト一分は鳥肌が立つぐらい見事な描写でした。このラスト一分の描写はとても有名な場面なので、描写と音響が見事にマッチして感動!見せ場の1つだと言えますね !(^^)!
そして、宮城リョータの後付け設定があり、最後は「こうきたか!」って驚きましたけどね(笑)
とは、いってもこれは原作漫画やアニメをみていた者の感想です。一緒に映画を観にいった妻(スラムダンクの原作漫画は読んだことはない)の感想としては試合がどうなるんだろ(ドキドキ)っとう感じで興奮したみたいです。
あと、物語に出てくリョータのお母さんがけっこう冷たくてひどいとか。
原作やアニメを知っているかどうかで見方が変わるので、原作を読んでからもう一度観てみると、また違った視点で楽しめるかもしれません (*^^*)
実はスラムダンクって山王工業との試合が終わって、「一部完」で終了しているんです。だからファンは、この映画を機に「二部が始まるんじゃないの?」ってざわついてたんですね。
多分、よっぽど作者が気まぐれでも起こさなければ実現しないんでしょうけど・・。
私はこの映画を気に二部が始まり、リョータがキャプテンになって湘北高校バスケ部をどのように引張っていくかを見てみたいですけどね。
お願いします、「二部」を描いて井上先生(笑)
以上が“青春時代を共にした一人”としてお伝えした、『THE FIRST SLAM DUNK』のレビューでした (^^)
コメント